今日は始めに皆様に、お詫びしなければならない。昨日間違って、ブログを公開にしてしまった。実はこのブログは既に公開してあったのだが、ブログの記録の中に未公開として保存されていたので、それを公開にしたのだ。だから文脈が全く合っていなかったと思う。恥ずかしい限りである。今は火曜日の夕方で、いつものように書斎の南向きの窓から外を見ると、小雨が降っている。今日は一日中雨が降るようで、外で運動することができず、書斎で仕事することが多かった。とは言っても、午前中は学校の授業参観日だった。そして授業のコメントを書いて送った。
午後は、学会の理事会があって参加した。もちろんオンラインなので、出かけるための電車の乗車時間がないので、その分時間が自由に使える。夕方にブログを書くまでの時間は、気ままな過ごし方をした。オンライン会議の後、目薬を買いに出かけた。すでに花粉症にかかっているのだが、それとは別にパソコンの画面を見る商売なので、目が疲れる。そのため目薬は必須なのだ。そしてなぜか高校情報の勉強をした。以前のブログでも書いたが、今年の情報Ⅰの大学共通テストの問題が相当に難しかったので、自分でも気にかかっていた。これも恥ずかしい限りだ。
それでYouTubeの動画で、気になっている内容を視聴した。なるほど面白く、またわかりやすい。動画で公開するような先生は、日頃生徒に教えているプロの教師だろう。しかも評判の良い優れた指導力のある先生だろうと思う。そしてふと午前中の授業を思い出した。特別支援学級の生徒たちが、調べた内容を発表する授業だった。生徒たちは調べた内容をスライドに作成して発表した。特別支援の生徒たちが、見事にスライドを作っていることに拍手を送りたくなった。スライドには、文章と写真やイラストが描かれている。生徒のスライドは個性があって、写真派とイラスト派と文章派がある。どの表現メディアが好きなのかは、生徒の好みに依存するのだろう。
写真は、現実的であり臨場感もある。それが視聴している生徒たちに伝わってくる。イラストは臨場感はほとんどないが、訴えたい内容や特徴が強調されていて、話したい内容はしっかりと伝わってくる。文章は、簡潔にまとまって概要が正しく理解できる。このように表現メディアの違いによって、情報を受ける側の理解も印象も異なるが、それは既にメディア研究で明らかにされている。生徒たちの発表だけでなく、先生も発表した。それは大変興味深かった。なぜなら、生徒と先生では、伝わり方が全然違うからである。それを生徒たちは体験した。一言で言えば、生徒たちはスライドの文章を読んでいる。しかし先生は話をしている。なぜ話をしているかと言えば、内容が脳内で構造化されており理解しているからである。話し方の方法を述べるのではなく、実際に比較して見せたところに、指導のポイントがあった。
しかし生徒たちのスライドは、それなりの出来栄えであった。それはインターネットやタブレットなどのデジタル技術の道具の力を、借りたからである。紙に鉛筆で描くことを比較すれば、時間も労力も出来栄えも天と地ほどの差がある。特別支援の生徒たちが、1人1台端末で学ぶことの意味は充分ある。道具を使いながら、自分の気持ちや気づきを表現するのだ。それを他の人に見てもらい、自分自身もさらに理解を深めていく。それが自己理解であり、自己説明である。今日の指導の先生も、YouTubeで視聴したプロの先生も、視聴覚教育研究のことは知らなくても、経験的にすべて分かっている。だから見事なプレゼンをして、聴衆を引きつける。ここ数年は、教育とテクノロジーの分野が脚光を浴びて、どの学校でもデジタル技術を駆使して、生徒たちが自由に表現できる時間が多くなってきた。
文脈は遠く離れるが新聞に、「<せんせいの今朝の短歌をよみました>教え子の文われをはげます」(松山光)の句があった。新聞に投稿した短歌が掲載されて、教え子から連絡をもらったのだろう。その連絡が電話なのかラインなのかメールなのか葉書なのかわからないが、この作者も嬉しかったのだろう。この先生も自分のような年配者も、他から評価されればそれが励みになる。特別支援の生徒たちも、先生や他の生徒たちからコメントをもらえれば、それが嬉しい。もっとこんな写真を使いたい、もっとこんなイラストで飾りたい、そして上手く伝わるようにプレゼンを工夫したいなどと思っただろう。人はひとりだけでは、作品を作っても意味がない。労作の油絵であっても、倉庫に保管するだけでは何の価値も生まれない。子供も年寄りも、素人も専門家も、生徒も先生も、誰でも人と関わることで自分の価値を知る。

なるほど、前回の投稿に既視感を感じた理由がわかってすっきりしました。😊
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荒さんへ
赤堀侃司です。
お久しぶりです。コメントをいただきありがとうございました。
どうもうっかりしたようで恐縮です。読んでいただきありがとうございました。
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