今は土曜日の夕方、気楽なひと時で、朝から曇り空で気温は30度以下で過ごしやすい一日だった。ギラギラした太陽を忘れさせてくれる秋が来た、というより、台風の余波なのだ。明日からは、また30度越えの晴れの天気が続くと、予報は伝えている。土日は、ありがたいことにオンライン会議がないので、自分の好きな仕事が自由にできる。今日も午前中は、分析の仕事というか研究をし、昨日訪問した学校の報告書を書いた。昨日は、文部科学省の仕事で、ある高等学校を実施調査のために訪問した。昨日は関東地域は、台風の影響で、朝から大雨が絶えず降っていたので、電車が不通にならないかと心配していた。その学校を訪問するには、JRのある路線が便利なので、その予定で交通を考えていたのだが、この路線はちょっとした風や雨ですぐに不通になることで有名だが、ネットで調べると、いつまでたっても平常運転と表示されるので、この路線の方が時間も短縮できるので、雨の中を駅に向かっていった。それはもう奇跡としか言いようがないほど、1分の狂いもなく目的の駅に滑り込んだ。ありがたい、これで予定通りだと呟いて、駅の構内にあるコーヒー店で簡単な昼食を済ませてバスで学校に向かった。文部科学省の研究指定校であり、生徒たちの活動の様子を実際に観察したりインタビューをしたり、先生方との意見交換をしたりという、自分にとっては、この上無く楽しい一時だった。一日中雨が降り続けている台風のこともすっかり忘れて、夢中になって若い高校生たちと議論した。先生方も、大学を出たばかりのような若い教員、ベテランの先生、そして教育委員会の指導主事や校長先生など、文部科学省の担当官や私達と、研究協議に時間を忘れた。思えばなんと贅沢な時間を過ごしているのだろうと、もう一人の自分が眺めていた。年齢に関係なく、何かにチャレンジすることは、それ自身が周囲に宝石をばらまくように光り輝いている。いつも思うことだが、学校とは沙漠の中のオアシスのようなもので、そこに行けば希望があり夢がありそして生きる勇気をもらえる存在なのだ。昨日もそのような一日を過ごし、台風の影響もほとんどなく、時刻通りに我が家に帰ってきた。本当に自分は学校が好きなんだなあと、改めて思った。文脈は少し離れるが、新聞に、暑いこと「アッツイ」と言う乙女らの甲高き声コンビニに消ゆ(渡辺守)の句があった。若い女性たちが楽しそうに、何が面白いのかわからないが、何人かが固まってコンビニに入って行く姿が目に浮かぶようだ。若いということは、それだけで絵になり句になり写真にもなるのだろう。もう甲子園の高校野球も終わり、夏は過ぎ去っていったが、その余韻がまだ残っているようだ。どんなに若い人でも、勉強のこと友達のこと進路のことなど、悩むこともあるだろう、思い通りに行かないこともあるだろう。大人や年配者とは違った意味で、心の葛藤を抱えながら彼らも生きているに違いない。今の自分から見れば、どんな事態が起きようとも、それはほとんど小さいことで、後になってみれば全て解決できる、気にすることはないのだ、と言いたいのだが、本当はそれらを経験することで、辿り着く言葉なので、実感は湧かないかもしれないが、自分は、いつも子供や若い人たちを応援したい。
