今は11月11日木曜日の夕方、ブログを書いている。今日書かないと、週2回と言う約束が守れない。頭で分かっていても、人間は、ほとんど怠惰な心が勝つので、週1回になってしまうことを恐れて、手帳に記入することにした。先ほど、市内の教育センターの会議から戻ってきたばかりである。今週は外に出かけることが多く、昨日は栃木県の小山にある白鷗大学に出かけ、今日の午前は、都内のお茶の水に出かけ、午後は書いた通りで、電車に乗り、車で出かけ、という生活だったが、コロナ禍以前は、これが日常だったから、慣れとは恐ろしい。対面で話をすることは、やはり、オンラインと違う。お茶の水では、久し振りに会った人達と、話をしたが、会話が途切れない、次々と人に出会って、なつかしさと同時に、人生も変わっていることに驚いた。ある先生とは、ロビーでセレモニーをさぼって、話に夢中、と言っても、研究の話なので、次から次と果てしがない、研究者とは、歳を超えて、まるで少年のような表情をして、時間を忘れる人種のようだ。昨日の白鴎大学の役員会に出て、やはり大学は素晴らしいと感じた、それは、そこに学生がいるから、の一言に尽きる。そこに山があるから、と同じで、学生に、教員は救われている。電車の中では、専門書を読んだが、これが面白い、これまでは距離が遠い本だった、というより、自分好みの専門書ではなかったのだが、最近は、そのような自分と研究方法や価値観などが違う文献から、学ぶことが多い。正直に書けば、それは自分の浅学の証拠である、謙遜ではなく、ようやく、その事に気が付いた。ここにこんな宝があるじゃないか、見えなかったのは、実は自分の狭量な考えだった、と感じた時、本の裏にある筆者の声が聞こえてくるのである。本当に、嬉しい気付きなのである。そろそろ筆を降ろさねば、と思う。続きは、また書こう。