昨日は、いろいろなことがあった1日だった。1日という時間は、まるで人との出会いのように、いろいろな姿を見せてくれる。そして、素知らぬ顔をして去っていく、出会って別れという繰り返しが、毎日という連続である。昨日は、午後からの用事があるので、西方向へ早朝のジョギングをしたら、自分と同じように走っていく人、散歩する人、家の前を掃除する人、駅に向かう人、それぞれの生活の姿を見ることができる。帰宅して、汗びっしょりになったシャツを洗濯機に入れて、食卓に向かうと、味噌汁の香りがなんとも嬉しく、どんな豪華な食材よりも、ジョギングした後の朝食のほうが、よほど美味しい。2階の書斎に向かう。mustとwantの仕事があるが、mustを優先することは当然なので、SSHの資料を読みながら審査をしていると、アッと気付くことがあって、mustの中にwantが埋め込まれていることに、気が付いた。そんなことを見つけると、どこか楽しい。木曜日は、オンライン採点のmustの仕事がある。忙しい先生方のレポートなのだ、読ましてもらおう、と思えば、mustでなくなる。それで、午前中は終わる。午後は、11月の実験の準備をした、まだ実験などの研究をしているのか、と言われそうだが、それはwantだから、あれこれ考えるので、すぐに時間が経ってしまう。そして、3ヵ月に一度の眼科検査に行った、すぐ近所のクリニックで、結果は上々で、帰宅したら、まだ時間があったので、夏の名残の雑草が目についたので、庭で草取りをした。シャワーを浴びて、夕食までの隙間時間だが、楽しみにしている小説を読んだ。テレビ番組はNHKを見て、床に着いたら、夜遅く地震警報で飛び起きた。なるほど、1日は、いろいろな事があり、人は、その出来事に付き合い、喜んだり、悲しんだり、いつの間にか時が過ぎていくのだ。その出会いが、愛おしい。