昨日は、オンライン会議があったが、その他は手帳にしたがって行動している。朝7時、お昼12時、夕方19時の決まった時間に食事をして、その時にNHKニュースを視聴するのが、老夫婦の生活パターンである。昨日は6日、広島平和式典の様子が報道された。いつだったか、新聞で、8月は6日9日15日(詠み人知らず)の句を、知った。広島・長崎の原爆忌と終戦記念日である。8月は、戦争の惨禍を知り、終戦を迎え、戦後の始まりの月であることを、改めて認識する。その日その時、広島市はどんな状況だったのか、今と同じように、暑い日差しが照り付け、蝉が懸命に鳴いていたのだろうか、その次の瞬間、想像を超える地獄絵が待っていたとは、誰も知るよしもないが、それから76年経って、今日本は、東京五輪が開催され、連日世界中のアスリートたちが競い合っている。なんと平和な日々だろうか。このブログでも書いたが、コソボの選手が金メダル、日本の選手は銀メダル、共に涙を流し共に健闘を称えあった、それが平和だろう。五輪に政治は要らない、優れたものが勝つ、しかし、勝ったものも負けたものも、その全力を尽くしたことに賛美を送る、完全に平等で純粋な世界である、だから、人々は感動する。国の威信や相手を侮辱するなどの行為は、政治や別の世界でやってほしい、五輪に持ち込むなど、美しいキャンパスを泥で汚すようなものである。研究と同じ世界と言っても良い。このブログでSSHのことも書いたが、高校生が課題を探究する姿は、立場は違っても同じ戦う姿であり、そこに感動するのだ。今、コロナと戦っている、戦争と言っても良いが、世界中が協力しながら戦っているのだから、平和のための戦争である。塩野義製薬の社長が、日本初のコロナの特効薬を開発中で、今、治験の結果を待っている、もし成功すれば、世界中のコロナ感染者に無償で提供すると、言う。平和のための戦いは、日本企業も参戦しているのだ、本当に素晴らしい、戦いの意味を知っている日本人がいることを、誇りにしたい。