昨日は土曜日、コロナ禍になって以来、平日と変わらない生活を過ごしているが、土日は少し気持ちが平穏になる。月に一度のお墓参りをして、お昼を外で食べて、スポーツジムに行くという生活だから、気楽で、特に差し迫っていないことが、嬉しい。土曜は、スポーツジムが密になる傾向があって、インストラクターが指導するボクシングのような運動は、若い人向きで、躍動するような音楽付きなので、誰もが夢中で、文字通り筋肉を鍛えている。が、自分のような年齢には合わない、一人で黙々と運動するのが、性に合っている。筋トレの次は、2階のプールだが、自分で決めた距離の泳ぎを終えると、ジャグジーバスが屋外にあって、そこに身を沈めて空を眺める。特に ジャグジー バスから出て、椅子に背を持たれ、両足を台に乗せて、街の風景を眺めるのが好きで、高い建物はほとんどマンションで、緑の木々が点在し、少し高い位置に神社があり、それらを大きく空がかぶさり、灰色と白色の雲が空一面に浮かんでいる。西向きなので、西に沈む太陽の光を浴びている雲だけ、白さの輝度が強く、存在感を増している。今日は、どんな日だったのか、これから何をするのか、何か楽しいことや苦しいことはあるか、と自分に問いを投げても、何も出てこない、ただ大空に吸い込まれるような気持がして、少し西から東に動いている雲を眺めているだけで、今のままで十分、これ以上何も要らない、と思える。雲白く遊子悲しむ、の詩人の心は分からないが、身を委ねると、心が空っぽになる。今の自分の心境である。
