スマホの難しさ

昨日は土曜日で、特にオンライン会議もなく、平穏な1日だった。自分も家内も、最近はスマホの使い方でいろいろ分からないことが多くて、相談しあっている。パソコンもスマホも、何故こんなに面倒なのか、多様なアプリが登場して、設定などで分からないことが多い。これからデジタル化が進めば、特にシニアにとっては、大きな壁になるのではないか。スマホは、分かっただけでは駄目で、分かったことと、使えることは、どうも別のようだ。そこが、まだ納得できないのだ。スマホもパソコンも、コンピュータだから理屈は同じ、ただスマホは電話機能が付加されているだけなのだが、5Gに進化すれば、持たないわけにはいかない。子供はすぐに使える、というが、分かっているわけではないだろう。スマホの店員さんに聞いても、理屈は知らなかった、ただ手順をよく知っているだけで、それなら時間をかけて触るしかないのか、と思うと、このITの世界は、シニアには不親切としか言いようがない。誰でも、あれは道具だから、という思いがあるので、あまり真面目に考えようとしないし、使えれば良い、便利なら良い、安いほうが良い、と効率的に考えるので、理屈を知ろうとは思わないが、どうも理屈があって使い方が分かる、という正統的な方法でないと納得がいかないのは、自分だけだろうか。アプリには、デザイナーモデルがあって、つまり設計の考えがあって、それがユーザーモデル、利用者の持っている考え方と、ギャップがあるから、とこの分野では言われるが、もっと研究しなければならない。技術だけの進化ではなく、人と技術の間、それは、HCI(Human–computer interaction )であるが、一般的には広がらないだろう。昔、少し研究したことがあるが、手順が先か概念が先か、の問いだが、早く慣れるには、手順の方が良い、という結果だった。しかし、今は思う、それでは身も蓋もない、概念と手順が行き来して、人は納得できるのだ。自分も、時間をどこかで見つけて、調べてみたい。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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