Maker Faire Tokyo

ブログなので、公開だと思うと、自由に固有名詞は書けないので、省庁関係の仕事の場合は気を遣っているが、企業ベースのイベントや審査などは公表されているので、構わないだろう。昨日と今日は、Maker Faire Tokyoでオンラインで審査をした。というより、高校生の研究作品のプレゼンを聞いてコメントした。土日がつぶれるので、いかがかとも思ったが、引き受けて良かった、どの研究も傾聴に値する内容だったことに、感謝した。例外的に小学生の発表があったが、これも素晴らしい。ランドセルが重い、という困りごとがあって、なんとか軽くならないか、と話し合った、というが、この時点で大人の発想と違う。あり得ない、と思うからである。教科書の冊数を減らすしかない、と思うが、いつもランドセルを背負っている子供たちの発想では、常にランドセルの中が一杯になっているわけではないので、教科書が歩くたびに動くので、特に背中から離れると重くなる、ということに気が付いて、ランドセルに段ボールで作った弁当箱のような箱を入れて固定する方法であった。なるほど、段ボールなので、その幅は自由になるので、どの場合にも適用できるし、自分の好きな色で包装すればいいので、実用的だ。今は、中学1年生になった5人の子供たちがオンラインで発表し、私が質問したりコメントしたら、あっという間に25分が経った。このようなイベントで、4校の発表を聞いてコメントしたが、Makerとはよく言ったもので、実際に解決するところまでが求められる。これは、STEAM教育の一環として企画されたもので、今日も続きがある。楽しみになった。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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