在宅勤務も楽しからずや

在宅勤務をしている人は、誰でもタイトルと同じ気持ちかもしれない。在宅勤務に慣れてきた。営業関係でどうしても人に会わないと仕事にならない方々には申し訳ないが、自分のような仕事は自宅でも事務所でも同じなので、仕事のパターンが決まると、自宅のほうが快適になる。それには、いくつかの条件があるのだろう、例えば、ネット環境、PC端末、個人部屋、書類などの環境であるが、自分には過ぎたような環境があり、感謝している。2階の書斎で、分析をしたり、文献を調べたり、メールをチェックしたり、本当にこれで仕事と呼べるのだろうか、といつも感じている。趣味と同じだと言うと世の中の人に怒られそうなので、口外はあまりしないが、デスクワークで研究に類した仕事をしている人は、たぶん同じ思いだろう。私は、自分の気持ちの動くまま、面白そうだと思うまま、これをやってみたいという、何か体の中から沸き起こってくる分身に誘われて、行動しているようだ。時に、面倒なことや煩わしいこともあるが、それはその沸き起こる分身に比べれば、まとわりつくゴミのような存在で、気にしなければよい。在宅勤務も捨てたものではない。また楽しからずや。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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