庶民ができること

近所から手作りのマスクをいただいた。やや大きめで効果がありそうなマスクである。自宅の小さな菜園で採れた野菜のお返しである。野菜造りは主に家内の役で、自分は雑草係であるが、コロナ禍で自宅勤務になると、時間的に余裕ができるので、菜園にも目が届く。日本の庶民は、江戸の昔から、もっと昔から、このような付き合いをしてきたのだろう。3.11の大震災の時も、同じような支えあいがあった。昭和20年代の戦後の混乱期にも、近所で助け合ったと聞く。家庭内も近所も、支柱を使ってキュウリやえんどう豆を作るように、支えあっていきたい。それは、程よい関係でなければならない。支柱は、2本が寄り添う力のバランスで安定している。新聞では、コロナ禍で家庭内DVが起きていると言う。子供たちへの影響が心配になる。庶民ができる、最も身近で大切なコロナ禍への対応は、仲良くすることである。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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