今は火曜日の夕方、窓の外は曇りのような晴れのような、わけのわからないような空である。このブログを書けば、今日も一日終わる。今日の出来事を書いても、あまり記憶に残るようなこともないので、昨日のことに触れたい。昨日は自分の所属する団体の総会であった。大学にいる時は総会とはほとんど縁がなく、せいぜい学会の総会ぐらいであって、ほとんど気に留めなかった。しかし団体役員になってみると、この総会というのは、極めて比重が高いのである。団体に所属する正会員の半数以上が参加しなければ総会が成立しないので、大変なのである。総会が成立しなければ、昨年度の事業や決算などが成立せず役員人事も承認されないことになる。これは団体にとっては一大事になるので、スタッフが揃って総会の参加数の確保に大わらわになる。今のご時世なので、対面だけでなくオンラインでもよし、委任状も有効数としてカウントするので、大抵の場合は問題ないが、団体活動にあまり興味がない会員は、依頼に対して回答しない場合があるので厄介なのである。都内の某ホールを借りて、午後1時半から午後6時まで数分の狂いもなく予定通り進行して終わった。三部構成になっており、一部は正式な総会、二部は基調講演と活動報告、三部は懇親会である。月曜日の午後なので、対面にしろオンラインにしろ、総会に参加するには仕事を中断しなければならない。仕事を辞めても参加して良かったと思える内容にすることが、事務局の仕事なのだが、言うは易く実行は難しい。自分は一応団体の代表なので、内心緊張もするが表に出さず、臨機応変に対応するのが仕事である。省庁関係の招待者に挨拶をしたり名刺交換をしたりという、いわばホスト役なのである。ゲストに対するホストの役割とは、参加して良かった来年また来ようと思ってもらうことである。それには満面の笑みを浮かべて頭を下げ応対に徹することである。大学に勤めていた頃、自分にとっては天の上のような存在である先生が、今の自分の立場の時に、頭を45度ではなく90度まで下げて、にこやかに応対されていたこと覚えていて、自分は今それを真似ているだけである。懇親会では、皆さんの席に行って懇談するのが自分の役なのだが、参加者から自分のところに来ていただけるので、誠に恐縮した。こうして総会という大一番が無事に終わった。昨年に比べて、今年は段取りやら進行の仕方も進歩したようだ。それは昨年の反省点を今年に生かすからである。文脈は離れるが新聞に、けふ千歩あすは二千歩夏帽子(渡辺美智子)の句があった。この方は足のリハビリをしているのだろうか、昨日よりも今日、今日よりも明日と少しずつ歩数を伸ばして、自分と戦いながら回復を目指しているのだ。総会の運営も同じで、昨年よりも今年、今年よりも来年と、さらに充実しなければならない。そうでなければ、会員の皆様に来ていただけないのだ。そう思えば、いくつになろうとも、人も絶えず前に進まなければならない。
