お盆

今日は8月15日、いろいろな呼び名がある、終戦記念日であり、お盆の中日であり、そして今は日本列島を縦断している台風が暴れていて、太陽が覆いかぶさって記録的な猛暑をもたらしていて、そして観光シーズンでもある。この時期はいろいろなイベントが重なる。8月に入って仕事で出張したり、家族旅行をしたり、そして昨日はご先祖様をお迎えするために玄関で迎え火を燃やし、今日はお墓参りに行った。いろいろな出来事が、走馬灯のように走り去っていく。お墓参りの霊園は、それなりの人出があったが、台風の影響もなく青空が広がり、しかし風が爽やかで、心安らかに眠っている両親に近況報告やらお願い事やらをして、お線香を焚き、花を添えた。この墓地は木々で囲まれて森の中にあるような雰囲気があって、ふと見ると赤とんぼが飛んでいた。早いなあ、もうじき秋になるのか、こんなこともあった、あんなこともあった、と思いながら、両親に手を合わせて、墓参りを済ませた。そして自分はスポーツジムに行って、汗をかきプールで汗を流し、ジャグジーで街を眺め、帰宅してガリガリ君のアイスを食べて、今パソコンの画面に向かっている。外は、台風の影響は殆どなく、暑い夏の日差しだが、風が吹いてむしろ心地良い。明日は両親が帰り道を間違えないように、送り火を焚くのだが、ママゴトのような行事を昔の人はよく考えたもので、こんな些細なことでも優しい心にしてくれる。こうして毎日が過ぎていく。午前中はいつもの通り仕事をして、このブログを書き終わったら、シャワーで体をさっぱり綺麗にして、夕餉に向かう。家内に聞いたらカレーライスだと言うので、近所のスーパーに行って、ビールを買ってきた。今日は、ビールとウイスキーの二本立てで、両親とよもやま話でもするような気持で、夕食に向かう。新聞に、簾(すだれ)してきのふの遠くありにけり(中村重雄)の句があった。その通りだ、夏はすばやく通り過ぎていく、昨日もその前も、あっという間に過ぎ去って、こうして人は歳を取っていくのだろう。人生のページがそろそろ終わりに近づく頃、人は、過ぎ去った事を思い出したり、亡くなった人と話をしてみたくなったり、もう会えないと思いながらも、どこか心が惹かれる自分がいる。そうか、今日は8月15日お盆の日なのか。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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