仕事と遊び

今は、水曜日の夕方、午後5時を過ぎると、書斎の窓から見える外は、夜である。ブログを書く曜日は、週2回、火曜日と土曜日を標準にしているが、いつもきちんと守れないのは、世の常である。昨日は、夜11時半に帰宅した。すぐに寝ても真夜中の12時になるが、都心で懇親会があったからだが、仲間とのくだけた忘年会ではなく、集まったお歴々は、いづれもその分野で名を成している人たちで、自分を除いてだが、自分はそれなりに気を遣ったので、少し疲れた。が、ほっとして、振り返ってみれば、宴がすすむごとに、座が盛り上がり、といっても、自分を入れて4名だが、楽しい雰囲気になった。途中で、三味線を弾く、プロの弾き手が、目の前で演奏してくれ、まるで、京都のお座敷にいるかのような錯覚を覚えた。自分も歳を取ってきたので、このような付き合いも仕事の内と、言い聞かせているが、腹が決まると、それも楽しい。料亭だから、そんな雰囲気があるが、自分には場違いの世界なので、どうも座り心地は良くなかったが、それもいいだろう。今日は、先ほどまで、オンラインでの対談があった。これは、昨日の懇親会と違って、自分の専門の話をすればいいので、気は楽で、話が弾んで、最後の落とし所に、きちんと着地できた。昨日、オンラインで事前の打ち合わせをしたが、今日の本番は、その場の雰囲気で、話が飛んでいくが、それが快感でもある。youtubeだが、プロが編集して公開するらしい。昨日の寝不足があって、今日の対談の途中で、居眠りをしないか、心配だったが、話の中に入ると、脳もシャンとするらしく、それなりの筋道はできたようだ。今は、ほっとして、ブログを書いている。こうして、時間が過ぎて、1年も終わっていくのか、それでも、不慣れな料亭での懇親会、今日のオンライン対談、年末だが、それなりにせわしく仕事をこなしている。都心での会食も、オンライン対談も、なんとなく新鮮さがあって、充実感もある。先週も、オンライン対談があったが、ストーリーのない、どこで脱線するかわからないことが、多少のスリル感があって、脳を刺激するらしい。もし、つっかえたら、とか、もし言葉を思い出さなくて、恥をかいたら、などもあるが、よし、と決めれば、杞憂にすぎなくなる。この歳でも、こんな新しいことに触れると、どこかワクワクするらしい。新聞に、神田川ニコライ堂や聖橋(ひじりばし)たづね行かむとおもいたるのみ(松山光)の句があった。確かに、お茶の水駅あたりは、湯島天神や神田明神や大学なども多く、江戸情緒の雰囲気があって、自分も好きな場所である。大学や駅近くのビルで、何度かイベントに参加したが、たまに、神田明神などを覗いたりすることもある。仕事の合間の遊び心での寄り道も、どこか童心に帰るようで、楽しい。先週も今週も、仕事と遊びが混じっているようだ。昔の風流人とは、このような気分なのだろうか。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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