今日は火曜日の夕方、書斎の窓から外を見ると、もう真っ暗で、冬だと実感する。今日は、朝から夕方まで、パソコン画面に向かってオンライン審査に加わった。もう、これ以上は、考えたくない、資料も読みたくない、と思いつつ、今日は審査の始まりだから、もう少し資料をチェックしていれば、明日から楽になると思っても、脳が断っている。しかし、逃げているのではない、自分なりの努力をして、なんとか初日の審査が終了したのだ、上出来だ、と思いつつ、世の中の専門家とはなんと凄いのか、といつも思う。自分は番付言えば幕下で、専門家の中には大関・横綱クラスがいるので、専門とはいかに幅が広いのだろうか、と思う。1階に降りて、休憩時にお茶を飲んだり、昼食を取ったりするが、ようやく終わった時は、マスクをして近所を歩いた、と言っても数分程度だが、風が冷たい、冬なのだ。オミクロン株が猛烈な勢いで感染し、トンガの国で海底火山が大爆発し、と世間は物騒な出来事で満ちていることを思えば、部屋の中で、暖かく仕事をしているのは、贅沢だろう、震えるような肌寒さの外気から、玄関を開けて中に入ると、なんと暖かいのだろう、エアコンが効いて、その温度差を体験すると、家とは、家族とは、夕食とは、お風呂とは、何と素晴らしい贈り物なのか、有難さが身に沁みる。生きようと精一杯の人乗せて救急車行く風花の街(谷吉修一)の句が、新聞にあった。粉雪が舞うような寒い日に、救急車が行く、その中には、必死で生きようとする人が乗っている、そう言えば、似たような光景を数日前に見た。誰でも、経験しているだろう、乗っている人が身内だったら、と思えば、外の冷たさなど何でもないだろう。家の中で暖まっている人、冷たい外で仕事をする人、人の命を運ぶ人、そして命を救う人、様々な人間模様が動いている。自分にできることは、不平を言わず、感謝して、せめて審査をして、少しでも世の中に役立つことだろう。
