ギャップの大きさ

昨日は、2つのオンライン会議があったが、平穏な1日だった。書斎の窓から、台風の影響で、木が大きく振れて、雨がしきりに降っている光景が見える。今日は、外は荒れ模様だと思いつつ、書斎で机に向かっていると、その有難さを改めて感じる。昨日は、ほぼ終日雨が降り風が吹き、という天気なので、こんな日は、ホームレスの人はどう過ごすのだろうと、とりとめのないことを、思ったりする。オンラインで議論をしている時は、会議の人だが、終われば、別の人になって、いろいろな思いが浮かんでくる、緊急事態宣言も解除されたか、どこか温泉でも行こう、昔の研究仲間は、今どうしているだろうか、実家のあった藤枝に帰ってみようかなど、パソコン画面は、そのような空想の世界でも探索できる。現実と空想と行き来するようで、それだけ、昨日は緊張感が無かったとも言える。それは、外の世界が荒れて、内の世界が静かで、そのギャップが、いろいろな思いを引き出すのだろうか。昨日は、オンライン会議の他は、SSHの書類のチェックをしたが、この書類に目を通すだけでも、膨大な時間がかかる、読むだけでも、こんなに大変なのに、内容を吟味しながらミスのないように作成するには、信じられないような労力をかけているのだろう、と思って、これも、そのギャップの大きさに驚いて、きちんと読まなければと、身が引き締まる。メールを読んだら、文科省のSSH担当の事務官が異動すると言う、SSH会議では、こんなに丁寧に、文字通り報告書の隅々まで、しかもすべてを関連づけて、いつどのように読むのだろうかと、信じられないような仕事をして、しかも人事の指令があれば、直ちに部署を離れるとは、とても自分にはできない。この世には、自分のような、気ままに仕事をしている人もいれば、懸命にこなしている人もいる、そのギャップを知った1日だった。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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