昨日はお盆の週であるが、2つのオンラインがあって、少し仕事らしいことをした。ただ、やるべきことが多く、時間が足りない、特に資料を探し、読み、理解するなどは、時間がかかる。それに、団体の仕事と自分の仕事、研究や原稿や出版などは、脳の部位が違うので、切り替えが必要で、それにも時間を割かねばならない。ジョギングをするのも、体の健康面もあるが、頭の格納箱の整理という意味もある。走りながら気が付くことがある。昨日は、天気予報によれば、所沢市は日中39度という予想だったので、走って汗をかくと言うレベルを超えている。と言っても、自宅に巣ごもりでは人間の本性に反するような気がして、午後5時に西の公園の方に行った。日が傾くと、心地よい風も吹いて、日中のギラギラした太陽とは違う、人に優しい表情を見せる。帰宅して、家内がよく冷やしたグレープフルーツの八つ切りを口に放り込むと、ジューシーなビタミンCが身体中に広がり、汗がすっ飛び、この上なく美味しい。シャワーを浴びて、さっぱりして、夕食までの20分か30分間が、ゆったりと小説などを読む時間である。その時間も惜しんで、専門書などを読むこともあるが、昨日は、素晴らしい自伝を読んだ。最近はここ毎日、この自伝の虜になって、昨日はほぼ終章だったが、完全に読み終えたら、このブログでも書きたいが、今日は、その印象だけをお伝えしたい。岸恵子自伝である。当年88歳と聞くが、類まれな美貌と、知性と文才と勇気と、生きる力を備えた稀有の人である。ここ数年で、最も感動した自伝であり、世の中に、こんなに素晴らしい人が実在していること自身が、奇跡的だと思える。それに比べれば、自分を含めて、世の中の困難は砂の粒でしかない、と思える。
