五輪とコロナと

昨日は、目だった活動はないが、思う所がいろいろあった。夜は雷が激しく、北の方角では、映像のように稲妻が光っていて、何か自然も荒れ狂っているようだ。コロナ感染者数は、東京では3000人を超え、埼玉県を含む3県では、緊急事態宣言が近日中に発令されると、テレビで報道している。コロナという生命体も、人間に戦いを挑んでいるかのようで、どこか不気味でさえある。台風は東北地方を横断したようだが、これも東北地方では、初めてだと言うのも、どこか自然の気まぐれとは言い難い、何か隠された意図があるかのようだ。熱海の盛り土による土砂災害は、人災とは言え、人間のいい加減さを、自然が暴いたような感じがする。自然は、何か人間の隙を狙っているのか、自然に意図はないと思うが、そんな感じさえする。日本は10年前の3.11を経験して、自然の脅威や猛威に驚愕したが、それでも、立ち上がってきて、オリンピックを開催している、のは、人間は素晴らしい生物だ、と思わざるを得ない。テレビで観る、アスリート達の活躍は、私たちを勇気づけてくれる。驚くべき粘り、信じられない逆転、なるほど、五輪に出るほどの選手は、精神的にも鍛えられているのか、もう駄目だ、と思っても、まだ勝つ手がある、と、自分を鼓舞しながら戦っているのだろうか。コロナとの戦い、それは戦争と言ってもよいが、これまで経験したことのない悪環境の中で、なお全力を尽くす選手たち、政治家たち、陰となって仕事をしている大勢の支援者たち、を知っただけで、TOKYO2020は意味があったのだ、と思う。小さいことだが、昨日は、資料を見ながら、考え抜いて、自分にとって価値ある知見を得た。人は、他人を見ることで、いつも学んでいる。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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