会議での調整

昨日は、手帳には赤字の海の日だったが、今年は平日で、週の後半から祝日になる。久しぶりに事務所に行き、いろいろな用事が重なり、忙しい1日だった。午前中に事務所で事前打ち合わせ、午後にオンラインの事務局会議、その後文科省に行って打ち合わせ、神田神保町に行って打ち合わせ、と1日中、都内を駆け巡った。35度にも達するかという猛暑の中、スタッフとの移動は、タクシーだった。車の中は、冷房が効いているか、窓が開いていて、気が休まる。文科省との打ち合わせも、事務局会議も、すべては人との会話であり、議論であり、難しい内容ではなく、教育の話である。教育は、すべて、子供をどう幸せにするか、という目標だから、その軸はぶれてはいけない。企業は、どう営業成績を上げるか、という目標だとしたら、軸が違うので、意見がすれ違うだろう。それでも、打ち合わせをすると、立場によって、微妙にずれる、始めの軸の方向が5度違っても、先に行けば、かなり距離が離れる。それを意識して、絶えず原点の軸に戻りつつ、議論しなければならないが、時折、自分を振り返って、思い違いはないか、軸はぶれていないか、など、自問しながら、打ち合わせをする。会議とは、結局、自分も他も、それぞれの考えの軸を修正しながら、歩み寄り、共通の軸を探すことかもしれない。団体の代表としての自分の立場は、それぞれの考えが釣り竿だとしたら、しなやかに曲がって、共通軸に束ねる役目である。人に求められるのは、曲がっても決して折れないで、柔軟な弾力のある考え方であろう。折れるのは、文字通り心が折れたり、怒りになったり、絶交になったり、ろくなことにならない。自分も含めて、弾力性のある良い釣り竿になりたい。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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