昨日は2つのオンライン会議があったが、1つは専門的でかなり重い審査系の会議、他方は自分の専門の会議で、自分で仕切るので、比較的軽い会議である。専門的な会議、特に自分の専門外の会議で、審査系だと、事前の準備も必要で、何回か分厚い資料を読んだ。この場合は、紙に印刷して下線を引いたりメモしたりすると効果的で、プレゼンを聞きながら、書き込みをした。専門分野以外では、何を質問していいかわからない、ことを経験した。知識がバラバラなので、いかにも素人の質問になるが、専門分野であれば、よく見えるので、メタレベルで質問ができる。他分野の質問内容を聞くと、同じようにメタレベルの質問をして、本質的である。つまり専門家とは、常に本質とか中心とかを意識していることを、改めて認識した。3時間の長時間で、しかも休憩はなく、トイレなどは、自由に行ってほしい、というコーディネータの言葉に、いかにも技術的で専門家集団の文化を感じる。他方、夕方の気持ちが軽い会議は、面白く、楽しく、和気あいあい、の言葉がぴったり合う会議だった。研究企画のような内容で、審査系でないこともあるが、メンバーが気心の知れた研究仲間だったこともある。こうして、昨日は、終わったが、ふと思う、どちらが、良い会議なのだろうか。他の専門家がいる会議では、多少緊張もし、自分が謙虚になれる、そうか、彼もこんな良いところもあるじゃないか、と、他人の良さが見えるようになる。仲間内の会議では、そんなことはなく、お山の大将とか井の中の蛙のような意識になる。井戸端会議のような雰囲気になれば、そこにいない他人の良くない点が見えてくる。なるほど、人の美点が見える時、人の欠点が見える時、がある。それが、人間関係を難しくしているのかもしれない。だから、自分はもう駄目だ、と落ち込むことも良いではないか、まだまだ大丈夫だと自信を持つことも、もちろん良い、とすれば、世に中はよくできている。
