飽きない方法

昨日はオンラインが2つあって、どちらも平穏に過ぎたので、特に書くことはない。というのも、後半のオンラインは、自分は事前にビデオ録画した映像が流れただけで、リアルな話をしたわけではなく、youtubeの配信を受けただけである。他県に出張の予定だったのでビデオ録画したのだが、新型コロナの関係で延期になったからである。このように、刻々と世の中は動いている。一昨日のコンサルテーションで、飽きない教材とか教育方法の質問があったが、自分は、飽きない方法に関する論文は、これまで読んだことがなく、もしあれば、それは画期的な研究であるが、たぶんこれからもないだろう、と答えた。基本的に、人は飽きる、同じことを聞けば、すぐに欠伸が出るし、当たり前の論文は見たくもない。昨日の後半のオンラインで、明治大学の岸先生が、実践研究のパターンを3つに分類して、以下の議論を進めていたが、ハッとした。今まで聞いたことも見たこともない、分類だったからである。面白い、ということが、目を開かせる。ということは、刻々と世の中は動いている、そのことが、飽きさせない仕組みではないか、その動きに対応することではないか。平日はジョギングをするが、幼稚園か保育園の塀の前を通るが、幼児が園庭を駆け回っている、ジャングルジムに上っている、ジャンケンをしている、など大忙しの様子で、ふとある幼児に塀越しに目があったら、おじさんバイバイ、と手を振った。一昨日のことだが、初めての経験で、幼児は、すべて目に映ることが新しいのではないか、だからすぐに反応するのだろう、と思って、手を振ろうと思ったら、通り過ぎてしまった。しかし、何故か嬉しくなる。幼児や子供は、今がすべてであり、常に新しく、全力で駆け回って、たぶん飽きることはないのではないか。飽きない方法、それは、幼児や子供から学ぶことかもしれない。ふと、そんなことを思った。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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