芝生の手入れ

昨日は日曜日、と言っても、平日と変わらないが、終日曇り空で時折小雨が降って、そろそろ関東も梅雨入りが近いというから、今年は天気も例年と違うようだ。小さな庭だが、少しばかりの芝生があって、雑草が生えている。その雑草を取るのも、なかなか手間がかかる。芝生というような洒落たものではない。というのは、およそ家を新築すると庭に芝生を植えたがる、それは人情で、自分も一家の城主になったのか、という感慨があるので、その城主の気分を味わいたくて、緑の庭を見たくなるのだが、日本芝は素人では無理で、職人さんに入ってもらわないと、すぐに刈れてしまう。こんな失敗を何回かした。犬を飼っていた頃、もう随分と昔の話だが、当時、庭に犬小屋を建てて、そこで飼っていたが、自分は仕事が忙しくて、家内に任せていた。当然、庭の芝生は枯草になり、雑草やらで埋まっていたので、芝生にするという概念は薄れていた。余談だが、当時、この犬が、家内が朝散歩に連れていった時、草むらに財布を見つけ、それがかなりの額で、交番に届けた結果、これがテレビや新聞で報道されて、一時、貯金犬、と呼ばれて、その年のペットのテレビ放映の第3位になった。当時は、なにかとペットブームだった。近所の子供たちが、犬を見るために、庭を道路からよく覗いていた。しかし、犬の世話は老後が大変で、犬も病気をしたり、介護しなくてはならないので、亡くなってから、ペットを飼うのは止めた。その代わり、野菜や花、そして芝生に目が移った。ある時、川に捨てられていた、川芝があって、それをもらってきた。少しばかりの川芝だが、この芝はめっきり強い、踏まれても、いや、踏まれれば踏まれるほど、上に伸びず横に伸びて、生き延びようとする、その根性があって、広がるのを防ぐ仕事が増えたが、同時に、雑草も増える。川芝自身が雑草のような性格で、他の草も同僚のようなもので、まあ、いいか、共存させるか、と思って、適当に雑草を取っている。雑草を取ると、どこで見ているのだろうか、ヒヨドリやハトがやってきて、たぶん、小さな虫でも取っているのだろうか、小さな庭を歩いている。今日は、こんなブログを書くつもりではなかったが、筆が滑った。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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