チェックする

昨日は土曜日、平日と少し違うのは、スポーツジムに行く、お昼は外食にする、などであるが、車検の車を引き取りにも行った。午前中は、有難いことに原稿が提出できた。原稿を提出する時は、車検で言えば点検が終わって、これでお客さんに渡せます、安心です、という保証を付けるようなものなので、点検作業が必要なのである。昔は、そこが適当だったという反省があって、最近では、必ず何回か紙に印刷して読み返す、ことを義務化している。紙のほうが、誤字脱字を見つけやすい、参考文献は、文中での引用に漏れがないか、何よりも、論理の流れがおかしくないか、をチェックする。このような確認は、例えば、車検の点検では、お客にもチェックリストを渡して、間違いないことを保証している。つい最近も、オンラインで助成式をするので、自分のPCのチェックリストが届いたが、その中身は、最新のアプリをインストールしたか、確かにバージョンが変わると機能が違う、有線にできるか、確かに安心だが無線で勘弁してほしい、インターネット速度を測って記入せよ、確かに不安定なことがあるので了解、などを記入して送り、さらに予備のテスト日まで決めている。なるほど、プロは細心の注意をするのだと、感心した。論文や原稿でも同じで、学会によっては、論文提出のチェックリストが付いている。先般も、自分の原稿で、教科においても課題を探求し、と書いたら、事務担当者から、課題を探究し、ですか、とメールが届いた。教科の中だから、研究まで考えなくてよい、と思って、学習指導要領を調べたら、探求の文字は1語もなく、すべて探究であった。なるほど、教育関係者は、事務担当者であっても、知っているのだ、もちろん、文科省では、どの文字を使用するかは、すべて詳細に決めている。自分のいい加減さが、恥ずかしくなった。最後に、自分では、これで良い、というレベルになったので投稿しようとした時、題名の英文を追加した時、どうしても、この直訳では伝わらない、と感じて、日本語の題名も英文も修正した。すべて、最後の最後まで、気を抜いてはいけないと、自省した。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

コメントを残す