昨日は、自分の所属団体の仕事の打ち合わせと委員会が、オンラインであった。連日、土日もなく3月はこのような会議が続き、4月に入ると、団体の仕事は暇になる。学校や企業とは違う面があるが、もちろん、4月から人事異動があって、少し新しさを感じるのだが、学校とは違う。学校は、生徒や学生がガラッと入れ替わるので、新年度であり、入学式や始業式があるので、気持ちの上でも切り替わる。今年は桜が3月中に満開になりそうなので、入学式の時は、たぶん葉桜になっているだろう。近所の小川に、桜の枝が覆いかぶさるようにして、ピンクの花びらを開いているが、この季節は、桜の幹や枝が黒く見える。黒と桜色は、コントラストがクッキリとしていて、日本人好みの配色かもしれない。それは、どこか時代劇に出てくる光景を思い出す。我が家では、先般光回線にBSテレビを視聴できるようにしたので、録画をして楽しんでいるが、老夫婦の好みは、最近では、蝉しぐれ、である。藤沢周平の小説は、大ファンで、何度も読んで、その都度、何か武士になったような気がして、というと、どこか子供っぽい。つまり、引き込まれてしまうのである。その映像もよく、脳に残像がある。蝉しぐれ、は夏の季節なので桜は出てこないが、弘前城あたりの桜は、時代劇にぴったりであろう。よく言われるように、梅は寒さに耐えて凛として咲き、桜は華やかに咲いて未練もなくサッと散る様が、武士を思わせるのだろうが、3月末から4月に移る様は、梅と桜の咲き方と散り方が、よく似合っている。昨日の会議は、3月までは、梅のように凛として頑張って、その成果が桜のように花開き、4月からは、新たな気持ちを持って、人事も動き、新芽の若葉で、新規事業を計画するという、どこか心弾むような議論ができた。自分としては、良い会議だった。
