文化の日

昨日は11月3日で文化の日で、雲は多いが青空が見える良い天気だった。温度が少し低く、晩秋のような雰囲気はあるが、ちょうどよい祝日だった。午前中に原稿を出版社に送ると、長い日数を費やしたので肩の荷が下りるが、次の仕事に取り掛かるには、エネルギーが要る。そのエネルギーを得るには、切り替えが必要で、昨日はふと思って、雑草を刈る刈ばさみの切れが悪く、気になっていたので砥石で研いだ。刃が錆びて鉄色になっていたが、それが元の白い鋼の色になってくると、生気を取り戻したような刃ばさみになる。昼間の空いた時間があって、ジョギングに公園まで行ってきた。休日とあって、かなり密な人出で、サッカー、ボール投げ、ジョギング、などどこでもある光景だが、昨日は、同好会のような手作り飛行機を飛ばす人たち、吹奏楽部のような若い人たちの演奏、ホッケーのような競技をする人たちで、賑わっていた。コロナ禍以前に戻ったような感覚だった。幼子と一緒の若い夫婦や、小さな子とボールなどで遊ぶ親子は、昔から変わらない安らぎがあって、いつまでも、今の幸せが続くように願いながら、帰宅した。いろいろあっても、日本は平和で、コロナ禍にあっても、なんとか生活できる、食べるものがあり、住む家があり、寝る布団があり、それで十分ではないか、と年齢を重ねるごとに思う。まして、砥石で刃を磨き、公園までジョギングをし、など、気の向くままに時を過ごしているとすれば、それは贅沢だろう。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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