仕事と私用と趣味

天気予報によれば、今週は晴天が続きそうだ。昨日は、絵にかいたような青空で、しかも風が爽やかで、典型的な秋晴れであった。この日は3つのオンライン会議があったが、その合間に小さなジョギングをして、秋風に吹かれ、公園の緑の芝生を見て、身が軽くなったような感じがして、早めのお風呂に入って、夕方からのオンライン会議に参加した。自宅からなので、リラックスした格好、着物だが、であるが、オンラインなので、全体像が見えないことを理由にして、多少の後ろめたさを感じながら、パソコンの前に座った。このような時、自分は、風呂上がりでリラックスした格好であることを、断っている。オンラインで見えないから、と言っても、雰囲気は伝わるので、後ろめたさの弁明ではないが、一応許しを得ることにしている。在宅勤務になって、何よりも嬉しいことは、電車に乗らなくてよい、ネクタイをしなくてよい、普段着でよい、書斎で仕事ができる、夕方のジョギングができる、などであるが、仕事と私用の区別がつきにくいかもしれない。しかし、仕事と私用や趣味などを区別する必要もないだろう。昔、大学院生に研究は趣味と同じだから、忙しいとか難しいとか、それは理由にならない、と言ったことがあるが、研究者なら、ほとんど同じ感覚を持っているだろう。大学の仕事は、1に雑用、2に雑用、3、4が無くて、5が研究だとよく言っていたが、暇を見つけて研究するのである。凡人には、その雑用が実は重要で、落語家や伝統工芸家が修行する時、いきなり仕事ではなく、雑用から始める、というが、研究もどこか共通している。今日も良い天気のようだ、今の時刻は6時半だが、2階の書斎から、雲の間に希望のような青空が見える。有難いのかもしれない。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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