雑用

手帳を見ると、その日の仕事が時刻にしたがって記入されているが、もう永い年月使っているので、慣れている。予定を書き入れるが、今年は言うまでもなく、キャンセルが多い。自分の手帳には、今年はほとんどがオンラインなので、zoomとかwebexとかmeetなども追記している。コロナ禍以前では対面なので、その場所に出かけるので、会議に参加した、話をした、講義をした、打ち合わせした、説得をした、などの仕事の実感がある。オンラインでは、参加した意識はあるが、そこに出かける必要もないし、帰宅する必要もないので、その時間だけに参加すれば良いので、その前後や周辺の雑用的な時間がないので、効率的である。つまり、ストレートであって無駄がない。しかし、これが仕事の充実につながるのかどうか、分からない。周辺の無駄と思える時間も、それは準備体操であったり、整理運動であったり、必要な活動なのかもしれない。大学にいるときは、研究や学生指導が中心で、他の仕事、例えば、大学の会議、学会の仕事、対外的な活動、省庁などの委員会、原稿依頼、講演依頼、メディア対応、授業、などは、雑用と呼んでいた。というより、大学では、そう呼ばれていた。しかし、現実は、研究が充実している研究室の教員は、その雑用が多い。むしろ、ほとんどであり、例外は少ない。ということは、雑用、つまり、その周辺の活動そのものにも、意味がある、ということになる。これが、オンラインでの活動に適用できる考えなのかどうか、分からない。どうも違うような気もする。今度、考察しよう。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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