連続朝ドラマ

NHKの連続朝ドラマ「エール」の中で、古関裕而さんの一生を放送していることは、よく知られているが、何回か視聴したが面白い。在宅勤務の関係で、お昼が自宅なので、昼食を食べながらニュースや連続朝ドラマのお昼版を見ることがある。それで興味を持って、ネットで調べたら、凄い作曲家だったことに驚いた。昼食をたまに外食にすることもあるが、その時は車で市内を走るが、NHKのラジオから聞こえる「ひるのいこい」の音楽が素晴らしく、そのメロディーにどこか郷愁を誘われるが、これも古関さんの作曲だった。子供の時から、何十年も耳にしているような印象がある。今年はないが、甲子園で聞く行進曲も、古関さんの作曲だと言う。甲子園球場に、生徒たちが入場すると、今年も暑い夏がやってきた、という感慨が起きるのは、誰もだろう。甲子園、白い入道雲、応援席、ブラスバンド、土に汚れたユニフォーム、そして行進曲が一体となって、脳に焼き付いている。かつて、鍛治舎さんという解説者がいて、甲子園の準決勝か決勝戦になるとテレビで拝見したが、彼は当時パナソニックの役員をされていて、ボランティアで解説をしていた。パナソニック教育財団の役員会で一緒だったので、よく甲子園の話を雑談したことを思い出す。その後、彼は九州の高校と大学のある学園に引っ張られ、甲子園でも監督として活躍されていたが、その後の消息はよく知らない。古関さんも鍛治舎さんも、私たちに語り掛け、なんの抵抗感もなく入ってきて、いつのまにか、音楽や語り口が体の中に住み着いている。古関さんの曲は、聞けば、あの曲もそうなのか、と思うが、それだけ人に影響を与え続けてきた人なのだろう。優れた人や才能のある人とは、音楽を問わず、他人に与え続ける人かもしれない。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

コメントを残す