家族会議を、久しぶりにオンラインで実施した。理由はたわいもないが、家内がたまには孫の顔を見たいからだと言う。無理もない。コロナ禍の関係で、東京とは行き来ができず、在宅勤務になって所沢から都心や他県に行きたくないので、どうしても疎遠になってしまう。自分はそれほどでもないが、祖母の立場では、孫はどうしているだろうか、と気がかりになることは同感できる。男と女の違いかもしれないし、仕事を持っているかどうかの違いかもしれないが、LINEの写真レベルでは物足りず、Zoomによる家族懇談会になった。近況報告と称して、自分も含めて10名全員が、在宅勤務のこと、電車通勤のこと、学校生活のこと、サッカークラブのこと、最近読んでいる本のこと、職場の人間関係のこと、コロナ禍の第2波のこと、など、どこにでもある四方山話を30分ほどして、終わった。しかし、どこか満足感があった。LINEとは違うリアルタイムの臨場感もあるし、家族の様子が実感としてよく分かる。家内が、孫たちが、以前より明るくなって、うまくいっている、と嬉しそうに夕食時に言った。確かに、自分もそう感じた。勉強がどうだとか、仕事がどうだとか、そんなことはどうでもよく、うまくいっているかどうか、それがすべてであった。夏休みなどの長い休みの後で、小学校の先生方が、子供たちは、この休みの期間でどうなっているか、顔を見ると分かる、と聞いたことがあるが、同じかもしれない。リアルタイムで話をすれば、全体の雰囲気で分かる。親や祖父母にとって、子供や孫がうまくいっているか、それだけがすべてである。
