明日に延ばす

今日もつつがなく過ぎて、夕方から雨になった。昼間はちょうど良い日差しだったが、夕方になって突然に大粒の雨となり、小粒の雨に変わり、などと自由自在に天気が変わる。天候の気まぐれに人が左右されるのも癪だが、書斎の窓に映る雨跡は、穏やかな筋の模様なので、気持ちが鎮まる。スマホの天気予報によれば、今夜にかけて豪雨になると言うが、窓から見える向こうのマンションが煙っているので、まだ小雨だろう。お風呂から上がって、一息つく頃にブログを書くのが一番リラックスするのは当然だが、テーマが決まっていないで書くので、少々気が引ける。論文を書くのとは、随分かけ離れている。しかし、いつもは書いている内に、着地点が見えて、落ち着くところで筆が止まるが、今日はそれも見えず、文字が彷徨しているだけである。お風呂上りの一時ならば、それもいいではないか、人は場合によって気分によって、時間に流されるだけでも、生きている甲斐はある。今、雨が小雨なので、少し風情がある。昔は縁側に出て、隣近所の大人や子供が将棋などを指した、というから、のんびりしたものだったろう。そんなことは今では夢のまた夢だが、気持ちだけは、そんな気分で過ごしたい。何もしたくない時があっても、いい。まだメールを見終わっていないが、いいではないか、今日できることを明日に延ばすことも、また確かな処世訓である。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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