昨日もある団体の会議があった。この6月は理事会や総会の季節である。TV会議か対面かのどちらかであるが、昨日は対面だった。対面の会議で、参加人数はそれほど多くなかったので、また自分は司会役だったことから、委員の皆さんに意見か感想を聞いた。大学も企業もほとんどがTV会議を利用しているが、その使い方については、当然ながら長所と短所がある。TV会議の長所は、何と言っても出かけなくて済む、つまり時間が節約できることだろう。これは絶対的に優れた特性と言える。大学の講義では、グループ活動ができる、資料が読みやすい、質問がしやすい、などが挙がった。短所としては、企業のトップの方が言っておられたが、どうしても細部のこと、ニュアンスのこと、心情的なことなどが、伝わらないことであった。実はそれが最も重要なことなので、今日は直接会ってきた、と話しておられたが、納得した。その通りだろう。大学の講義は、内容が決まっているし、論理的に考えて議論できるが、経営や人事や将来予測やあるべき姿などは、多面的に話さなければならないし、昔から小説などで読むと、経営者や政治家などは、腹を割って話すとか、意気に感じるとか、肝胆相照らすとか、論理以外の思考が働いているようで、その時は相手のすべてを、対面で、つまり自分の目で耳で口で話さないと分からないからであろう。メディアの特性について、勉強した。
