今日は日曜日

今日は日曜日である。昨日土曜日は都内に仕事で出かけた。明日月曜日も都内に仕事があって出かける予定になっている。在宅勤務が長くなると、曜日の感覚が無くなってくるが、土曜と月曜に出勤となると、通常通り、というか、通常より出かける日が多いので、日曜日の存在感が高くなる。何か、得した気分になってくる。通常では、土日が休みなので、その午前中だけは自分の自由な時間として確保して、やりたいことをする、と言っても、調べものや原稿書きや資料作りなどであるが、その時間が楽しみだった。しかし、在宅勤務が日常になると、勝手が違って、毎日が土日のような生活になって、時間の有難味が薄れてくる。土日の午前中は、あれほど嬉しかったのだが、その嬉しさが半減したような気分になる。何故嬉しいのだろう、と詰まらぬことを考えた。仕事と言っても、自分の仕事は半分趣味か遊びのような気がする、と書くと、誤解されると思うが、正直に言えば、仕事と趣味の境界ははっきりしない。その感じは、研究者だからと思っていたが、そうではないかも知れない。自宅の小さな改築で、職人さんに来ていただいているが、その仕事ぶりはどうも好きなことをやっている、という自分の感覚と同じような気がする。職人さんも研究者も同じか、と思ったが、考え直すと、我々自称研究者は、実は職人さんではないか、と気が付いた。一生かけて、腕を磨く職業なのだろう。死ぬまで、職人でいたい。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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