コロナ禍での楽しみ

在宅勤務ができるようになると、自然に1日の行動パターンが決まってくる。午前と夕方は仕事をし、お昼時間に休憩し散歩する。この散歩は、都心の事務所に通っていた頃はなかった行動だが、いろいろなことに出会う。昨日は公園を散歩したら、意外と人が多かった。たぶん、在宅勤務の人や親子連れで、春の陽気に誘われて新緑の香りを身に浴びたいという気持ちを持った人々だろう。その光景は、かつての夏休みの夕方に似ている。少し肩の荷を下ろして、ゆっくりと身をゆだね、暑さも少し和らぎ、涼しい風に吹かれて、揺れているような気持である。今は、コロナ禍で、少し気持ちは暗くはなるが、同じ光景である。昼間からという少し後ろめたさはあるが、免罪符をもらったような気分で、お昼休みを長くとって、夏休みの開放感を味わっている。何を不謹慎な、と言われそうであるが、それは庶民のささやかな楽しみである。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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