小さな気付き

今は、10日水曜日の午前6時20分であるが、この変則的な時刻は、昨日、ブログを書き損ねたからである。オンラインでの研修と講演で、昨日の午後は塞がって、その後、少し日が陰った頃、伸び放題になった草を刈って、シャワーを浴びて、ガリガリ君のアイスと冷えたスイカを食べたら、もうすっかり予定を忘れてしまった。たかが、ブログじゃないか、そんなに、きちんと時間通りにしなくても、と、自分でも思うが、どうも性分なのか、予定通りでないと、すべてが狂ってしまうような気がして、どこか歯車が外れるような気がして、それが恐いからだろう。だから、手帳は手放せない、すべてが、手帳で管理されているし、そこに身を任せると安心する、紙の手帳と、googleカレンダーも愛用している。一昨日は、都内に出かけて、忙しかった、ずっと人と話しっぱなしで、オンラインだが、特にデジタル庁の幹部とのMTGは、重要な内容だけに、半分緊張し、半分ワクワクした。が、そんな日が、今週は続く。今日も、午前、午後、夕方と、オンラインでのMTGが続き、夕方は、所属団体の主催する、水曜サロンなので、ホストとして、ゲストと対話する仕事が待っている。これも、ドキドキしながら、ワクワクする時間なのである。それが終わると、ホッとして、夕食の時間になる。思えば、これが、自然な生活で、都内の職場に通っている時は、朝電車で出かけ、夕方電車で帰宅し、疲れた、と言って、お風呂に入って、ホッとし、楽しい夕餉を迎える、というパターンなのだが、在宅勤務になって、オンライン中心の仕事では、自宅と職場という境があいまいになった。やはり、仕事を外でして、自宅に戻る生活が、自然なのだろう、と言っても、現在の環境では、昔は良かった、と言っても、仕方がない、現状に合わせて、自分を変えるしかない。早い話が、今、自分がブログを書いていること自身が、現状に合わせているのだ、それは、ふと思うこと、ふと気付くこと、その直感にしたがって、行動を制御していることかもしれない。文脈は少し離れるが、新聞に、こんな句があった。4年前短歌(うた)詠み始め我が日々は小さな気づきに心躍らす(中山隆二)、分かる、気付きなのだ、それは、小さな発見とでも言えるが、こうして、人は、いろいろな出来事に出会って、ハラハラ、ドキドキ、ワクワクしながら、時を過ごしているのだろう。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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