今は、火曜日の午後、ブログを書くにはふさわしくない時刻なのだが、夕方に時間が取れず、明日も無理なので、今の時間、ぽっかり空いているので、パソコンに向かっている。この前のブログに書いたが、何しろ外は猛暑、危険な暑さで、梅雨が明けて、本格的な夏に入った。今朝は、市内の小学校に授業参観に行って、子供たちの学習風景に触れたが、ICTなどの先端技術もあるが、昔ながらの授業スタイルがほとんどで、それなりに、ホッとする。不易と流行の言葉があるが、あまり好きではないが、確かにその通りで、自分が小学生の頃と変わっていないような気もする。黒板があって、板書して、教材を見せて、質問があって、大型の提示装置があって、など、子供たちは、それで満足なのだ。少し違ったのは、オンラインを使って、校長先生が、画面を通じて、各教室に、呼びかけ、挨拶をし、訓話をして、全校集会があったことだ。なるほど、昔のように、校庭に全校生徒を並ばせたら、この暑さだ、日射病になるだろう、クーラーの効いた教室で、全校生徒が、教室にある画面に集中するのは、悪くない、というか、素晴らしい技術の恩恵である。小学校低学年は、まだ幼い、じっとしていない、集中させること、飽きさせないこと、それは、至難の技かもしれない。画面から送られてくる校長先生は、さすがにベテランだ、言葉だけではない、スライドを作り、それに合わせて、語る、その様は、昔に馴染んだ紙芝居に似ている。登場人物に添って、声色を使い、飽きさせない工夫があった。というより、見事な語りであり、技であった。なるほど、先端技術も、使う人の技量によって、生きもすれば死にもする、そんなことを思いながら、授業に参観した。1限の授業であったから、8時に自宅を出て、10時に帰宅できたので、効率は良い。今日は何か良いことがあった、などと独り言を言いながら、昨夜の寝苦しさで、夜中に一度起きて、その後すぐに寝たが、それでも、少し眠気が催す。たぶん、暑さのせいだろう、と思いながらも、論文の修正をして、書き上げたのだから、エアコンのお陰とはいいながら、エライと自分を褒めた。6月に入って、少しづつ庭の草取りなどをしていたが、この暑さでは熱中症になる、早朝か夕方でないと、危険である。新聞に、ひっそりとどくだみの増え母の家(原山桂子)の句があったが、よく分かる。ほっとけば、たちまち増え続ける雑草、特にドクダミの生命力には、負ける。適度に仕事をし、適度に身体を動かし、適度に庭の雑草を取る、それで良いのだ、若い頃のように、集中しては、し過ぎては、身も心も脳も持たない。自分には、今のままで、ちょうどよい。