好きな活動

今は、2月5日土曜日の夕方で、書斎の窓から見える夕暮れの空は、もう日が落ちて、その残照で暗闇ではなく、薄明りになっている。週2回のノルマを課して、今ブログを書いてる。今週は、比較的ゆとりのある週だったが、来週からまた忙しくなりそうだが、それは時間的なことで、大切なことは精神的な余裕があるかどうかである。この点では、今は有難く、感謝することが多い。詳しいことはブログなので書けないが、仕事も自分の活動も周囲のことも、自分の能力では無理だと思うことでも、させてもらっている。仕事と自分の活動と書いたが、区別している。仕事は、審査とか所属団体の会議とか、学会活動などのことで、自分の活動とは、自分で企画して出版するために資料を集めたり原稿を書いたり、依頼された原稿や依頼された講演などが主な内容で、要するに、自分が気に入ったやりたいことなのである。石原慎太郎さんは、庶民から見れば、天の人のような存在だが、最後は文学者、作家だったのではないか、最後まで文章を書いていたと伝えられるが、生きがいと言ってもよいし、自分とは何かを証明する活動と言ってもよいが、最後は、そこに生きるのではないか。主義はまるで違うが、最後まで文学者、作家であり続けることは、やはり凄いと言わざると得ない。自分はどうだろう、足元にも及ばないが、何か脳が求めることがあって、こうしてみたい、これが面白い、と絶えず思っているような気がする。それで、先ほどまで、いろいろ資料を整理したり、集めたりしていた、と言っても、今日は、家内と駅内にあるショップで買い物をし、食事をして、帰りは、久し振りに整体院に行って、身体をほぐしてもらった。健康保険が効くので、1ヵ月に数回行くことが前提になっている、終わって、自宅まで歩いて20分位だが、風が極めて寒かった。雪でも降るのかと思うくらいだが、我が家に着くと、いつもながらほっとする。実は足のギブスは明日取り外す予定だが、1日位いいだろうと思って、今日にした。足が軽い、だから心も軽い、しなければならない仕事のほうは片付いている、夕方まで、好きな自分の活動をやっていればよい、だから嬉しいのだ。文脈とは離れるが、山眠る木曽路に響く製材所(青木敏行)の句が、新聞に在った。どんな時でも、製材所は黙々と仕事をしているようで、特に人里離れた山間地であっても、その音は頼もしく思える。そのようでありたいと思って、引いた。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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