正月雑感

今日は1月3日、元日に家族が集まって、総勢10人、自宅が急に賑やかになった。そして、昨日2日の午後にそれぞれが帰宅して、元の2人の生活が始まった。それもまた良し、時間は、アッと言う間に経って、まるで夢を見ていたような気持ちがする。ふとパソコンのgoogleの写真を見たら、サービスだろう、2年前の同日の写真が表示されていた。よく見ると、箱根駅伝のテレビ画面が映っている、そうか確かに1月2日の写真である。昨日は、家族で人生ゲームをやっている光景の写真を撮ったのだが、違うのはマスクである。今年は、家族であっても、食事以外はマスク着用のルールを守り、ゲームに興じている。2年ぶりに娘夫婦と息子夫婦と4人の孫が集まり、先に書いた人生ゲーム、公園でバレー、お宮参り、そして書初めをして、元日はBBQを小さいながら庭で楽しんだ。ただ、元日は、快晴ながら風が肌寒いが、なんとなく外で食べたり飲んだりするのは、どこか洒落ていて、気持ちが豊かになる。そう言えば、BBQは、昔半年だが滞在したカリフォルニアのアーバインを思い出す、借りていた家の庭にガス栓の口があって、いつでもBBQができるようになっていた。あれはアメリカの良き時代だったのか、BBQは、西部開拓で野外で食事をする名残かもしれない。暖かくなったら、日本のどこかに気ままな旅をして悠々とBBQをやってみたい、と思うが、家内から猛反対されるだろうし、まあ、そんな元気も薄れてきた。人は日々の暮らしの中で、喜びも悲しみもやってきて、そして、1年1日が如く、生きていくのだろう。それで良いのだ、正月のような特別な日は、長くは続かないし、楽しさも薄らいでいくだろう。やがて、暖かい陽光が降り注ぐ季節がやってくる。深呼吸風の匂いも冬初め(佐久間房江)の句を、新聞から引く。しばらくは、この冬と一緒に過ごしていこう。自分は5日が仕事始めで、オンライン会議が始まる。春風が吹いてきたら、ゴールデンウイークになったら、生ビールが美味しい夏が来たら、また家族が集まりたい。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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