昨日は、午前中はオンライン採点が中心で、午後はオンライン講演があった。オンライン採点は、毎週木曜日に充てているが、教員免許更新講習の受講生のレポート採点だが、主催者からの要請で毎週木曜に採点して、報告することになっているが、既に決定されたように、来年度までで、この制度そのものが廃止になる。レポートを読んでいると、自分の意図と違う受け取り方に気付いたり、こんな工夫があるのか、と感心したり、受講生から学ぶことが多い。75分の講義ビデオを4本受講して、その後でレポートを書くので、かなり多くの時間がかかり、多忙な先生には負担だろう、と思い、夏休みのような自由な時間がないと、受講することも難しいことが分かるので、制度の解消も止むを得ない、と同情する。世の中は、常に動いている。午後はオンライン研修で講演をしたが、自分の準備したスライド枚数が多すぎて、時間のコントロールが難しく、正直に言えば、話しながら焦った。受講した先生方には、申し訳ないと思い、最後まで視聴していただくだけで、有難く思った、ただ、これは自己効力感や自己肯定感で言えば、マイナスなのだが、ふと思う。自分はどこか弱い、まだまだだ、と思うから、今度はなんとかしよう、とか、それに比べればあの人は凄い、と尊敬する気持ちも出てくる。もう一度、ここを勉強したい、など、自分がつまづく毎に思うことが、研究や仕事へのエンジンになっているから、有難いのだ。自分の団体を財政的に支援している会員はすべて企業だが、この前新規会員があったので、ネットで調べた。こんなに業務内容が変遷しているのか、カメラからデジタルへ、100人規模から数万人規模へ、ただ驚くことばかりで、明日は分からない、一寸先は誰も予見できない、と思って努力してきたのだろうか、企業だけでなく、政治も教育も動いていくのが世の常だと知った時、免許更新講習の制度もオンライン講演も、変わるのが当たり前で、生きている限り、変化についていくことが、すべてなのだろう。