昨日は月曜日、週始めで2つのオンライン会議と1つの学校訪問で講演があって、時間が厳しく、忙しかった。家内が、若い頃から、忙しいとよく言っているから、今でも忙しいと言うと、ほっとする、と言うが、そうかもしれない。東工大の大先達、坂元先生と清水先生は、死ぬほど忙しい、と当時言われていたが、超多忙で頭の回転が速く、自分は後を追うのがやっとで、よく自省していた。学校での対面講演が終わって帰宅したら、もう夕方6時近くだった。ジョギングをしようと思ったが、面倒になって、まあ、いいか、と思って、久し振りに運動をしないで、夕食を取り寝床で休んだら、朝3時頃目が覚めた。普段は、それでも直ぐに寝れるのだが、昨日は、正しくは今日の早朝は、寝付かれなかった。ふと思って、そうか、ジョギングをしていないから、体のエネルギ―が発散しきれていないのか、あの時、自分に妥協しないで、ジョギングをしておけば良かった、と思ったが、後の祭りで、仕方なく、居間に降りて、寝酒を飲んで床に入った。誰でも、忙しく仕事をして帰宅したら、もういいか、と思うのは人情だが、そこが物事の分かれ目かもしれない。プロのスポーツ選手は、相撲にしろ野球にしろ、もう気持ちが前を向きません、と言って、引退することが多いが、身体的というより精神的に弱ってくるのが、主な原因らしい。そうか、小さなことだが、自分に妥協した結果なのだ、と思うと、明日から、いや今日からジョギングをしよう、と思う、のは、自分に妥協すると、仕事上でも影を落とすからである。あの時、こう言えば良かった、こうすれば良かった、その場逃れの対応だった、こんなに面倒にはならなかった、と後悔することはよくある。自分に妥協すると、結果は良くない。