昨日は日曜日、と言っても平日と変わらない。珍しいのだが、メールで原稿催促があった。普通は、かなり早期に原稿を提出するように心掛けているので、意外なのだが、これには少し事情があるが、省略しよう。昔、原稿の編集をしなくてはいけない仕事があって、遅筆の人がいて、人柄は良いのだが、催促してもなかなか送ってこないので、困った。それ以来、自分は決して編集者を困らせないようにしよう、と決意している。今でも自分に言い聞かせて、忙しいから、は言い訳なので、必ず締め切り前に提出している。それは、内容の良否ではなく、人との約束事なので、不渡り手形を出すようなもので、信用されない人になるからである。だから、昨日は驚いた、事情はともかく、直ぐに原稿を提出しなければならない。実は、正確には今日が締め切りなのだが、自分の気持ちとしては、その前日が締め切り日である。さて、どうするか、幸い、原稿枚数は少ないので、なんとかなると思って、しかし、資料などを調べるには時間はない、えい、ままよ、そのまま書いていこう、と思って、このブログ執筆と同じスタイルで、書き綴った。うまく午前中に書けた、読み返しても、論理的な流れはおかしくない、印刷して、誤字脱字を修正して、添付ファイルで送った。なるほど、理路整然ではないが、読みやすい原稿で、文語体から口語体になったような印象で、これもいいかもしれない。原稿のスタイルは、これ、という固定観念から離れて、どこか肩の力が抜けたようだ。人は、いつでもどこでも、どんな事態でも、学ぶことができる。