昨日は、はや6月に入った。理事会シーズンなので、昨日も2つのオンラインで忙しかった。忙しいのは良いとしても、一日中机の上のパソコンの画面と睨みっこしているのは、精神的に疲れる。理事会の内容は、どこでも同じで、今は決算と事業報告の承認であるが、団体によって、進め方が違う。形式的に進行する、議論を中心にする、和気あいあいのサロン風にする、実質的な議論をする、など多様だが、形式的な場合は、欠伸が出てくるようで、講義を受ける学生の気持ちがよく分かる。実は、昨日の前半の会議では内職をした、と言っても、手元にある郵送されてきた書類に、これからの研修内容と方法のアイデアを落書きしていた。落書き、では、少し語弊が生じる、アイデアは、何か書かないと、それは線画のようなものであるが、どこかに外化しないと、明確に意識できないのである。すると、だんだん雲が薄れてきて、その向こうから太陽の光がさしてくるようなイメージになる。画面の向こうの言葉は、まったく聞こえないのではなく、それも理解しながら、並行処理している。たぶん、脳が働く部位が違うからだろう。前半のオンラインが終わった時、次のオンラインまで40分位の時間があったので、早速確かめてみたら、うまく行きそうで、今日は嬉しい日だ、オンライン理事会は有難い、と、どこか不謹慎な感想を持った。後半の理事会は、立場上、内職ができないので、内容の審議でコメントしたりしたが、なるべく早く終わりたい気持ちだった。終了後、すぐにアイデアの続きをチェックした。昨日は、仕事なのか研究なのか、分からないような仕事ぶりだった。対面では、こんなことはできない。オンラインは対面より良いのか悪いのか、たぶん、それぞれの長所と短所があるのだろう。