古いパソコン

昨日は、久しぶりにオンライン会議が無かった。会議はなくても、今日から始まる文科省系の審査の準備で、資料を読んだり内容を確認したりで、いつもと変わらないが、それが通常の仕事である。新聞を読むと、国家公務員、つまり官庁で働く職員で辞める人が多いと言う。しかもエリートであるキャリアも同じだ傾向だというが、優秀な官僚が、日本を支えていることは間違いないので、将来が不安になる。仕事が厳しくて、というが、その通りだろう。医療関係者と官庁系の人達は、多忙を極めているので、同情を禁じ得ないのだが、なんとか乗り切ってもらいたいと願うばかりで、何もお手伝いはできないが、せめて審査くらいはきちんと責務を果たしたい。と言っても、パソコンの前に座ってばかりだと、目が痛くなり、目薬をつける頻度が多くなった。少し気分転換に、と思って、と言っても、実はパソコンの設定なのだが、1階に置いてある古いパソコンを、時間があるので、出荷当時に戻したいと思った。いろいろ迷った。都心の事務所が2つあって、当然ながらパソコンがあるが、自分の都合で、団体が提供するパソコンではなくて、自分のパソコンを置かせてもらっている。その比較的新しいパソコンを、コロナ禍で都心に行かないので、ほとんど触っていない、特に新宿の事務所では忘れたような存在になっていることが、気掛かりになっていたので、自宅に引き取ろうかと思って、古いパソコンを廃棄して、交代しようと考えたからである。ようやく昨日、時間をかけて出荷状態に戻したが、愛着が出てきて、また使える状態にしたので、軽くなって、スピードも速く、快適になったが、どうも元と同じではないか、と思った。昨日は節分で、豆まきをしながら、軽くなって生き返ったパソコンで音楽をかけて、家内と聴いていたら、どうしようかと迷った。道具でも長く使うと相棒のような気がして、捨てにくくなる。今日、どちらにするか決める。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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