小学生とロボットと

昨日は6日で朝8時前に習慣で近所のお社に行ったら、登校している小学生の列に会った。そうか、今日から学校が始まったのか、と子供見守り隊を自認している自分にとっては、久しぶりの嬉しい見送りだった。小川の橋から見ていると、昨年と変わらず、低学年の子は、背負ったランドセル一杯に交通安全の黄色いマークをつけているので、後ろから見ると交通安全が歩いているようで、先頭の高学年の子は、旗を持って先導し、最後尾の体格の大きな高学年の子は、昨年と変わらず、遅れてついていき時々小走りで追う付こうとしている。今年も始まったか、と思うが、自分は子供たちに声をかけたことはない、怪しまれるからであるが、ただ、見送るだけで十分である。たぶん、子供たちも、いつもの白髪の年寄りが、今年もいたかと思うだろう。それで十分である。家に帰ると、家内が、ルンちゃん、と呼んでいる声が聞こえる。昨年の暮れに親戚から送られてきた、お掃除ロボット、ルンバである。ルンバが掃除をしている姿を見ると、確かに家族の一員のように見えてきて、ルンちゃんの呼びかけが似合っている。午前中に、このブログでも書いた審査する研究計画を読んでいるが、その中に、塗装ロボットの研究があった。塗装も危険な場所や手の届かない場所などを考えると、自動化を目指しているが、均一に塗る、隅々まで塗る、箇所によっては丁寧に塗る、などを考えると、職人技であり、AIのディープラーニングで解決する研究であるが、ふとルンバのことを思い出した。お掃除も同じで、隅々まで、箇所によっては丁寧に、はまったく同じである。そのためには、部屋の構造、つまり部屋の地図を描く必要があるが、赤外線などでチェックしているだろうが、AIは搭載されていないだろう、などと考えていたら、なにやら、人と同じように見えてきた。正真正銘の人である小学生も、ルンバも、塗装ロボットも、可愛げのある人のようで、声をかけなくても、どこか気持ちは通じているような気がする。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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