やる気が起きない時

昨日は忙しかったのでお昼も食べそこなったが、都内に出かけると新鮮な感じがするので感覚がおかしく、すっかり在宅に慣れてしまった。午前中は、有楽町にある企業のショールームでの対談だったが、土地柄か、しゃれた雰囲気があって、都会の香がする。カメラマンに写真を撮られるのも久しぶりで、どこか気恥ずかしい気持ちになる。日比谷まで歩いて、といっても、5分程度だが、千代田線でオフィスのある溜池山王に行った。いろいろな会合もあったが、夕方のオンライン研究会は遅くなって、8時半から夕食をとった。その時のリラックスした気持ちが、食事をより一層美味しくさせる。今週が忙しいのは覚悟しているが、そう思っていると苦にならない。日常になると、時間が解決してくれる。ただ、メモして、予定を立てて、事前準備して、これならいけそうだ、と気持ちがその方向に向くことが大切で、その時は安心して事に臨める。ブログでも忙しいと書かないでおこうと思うことも多いが、書く前に気が乗らなくても、ブログのページを表示しておくだけで書くことができる。何でも、やる気はなくても、そのつもりはなくても、ページを見るだけ、メモしておくだけ、ポストイットを置くだけ、しおりをはさんでおくだけ、で、やる気を起こさせてくれる。たいていの人は、このようなものであろう。動機付け理論よりも、現実的な対処法である。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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