昨日は車の半年点検で、夕方にホンダのディーラーに行った。1時間程度で点検が終わるということなので、その間に少し早い夕食をとることにした。金曜の夜は、外食にすると決めて、家内と2人で外で食事をするが、と言っても、たいしたものではなく、昨日は焼肉だった。最近は、焼肉屋さんも競争が厳しいようで、その近くにも、食べ放題などの看板のある別の店もある。我々のような年配者には、むしろ少ない方が有難い。安くてうまい焼肉で、堪能してホンダ特約店に戻った。点検が終わって、丁寧に対応する女性が出てきて、説明を受けて、通りまで見送ってもらった。家内が言うに、素晴らしい、前はスチュワーデスだったに違いない、と言ったので、そうか、と思っていたら、胸に研修生のバッチをつけていた、と言ったので、ふと新聞記事を思い出した。ANAやJALの客室乗務員が、トヨタなどの自動車産業に出向する、というニュースだった、と思う。今や、海外へお客を乗せて飛び立つ飛行機は、ない。文字通り翼をもがれた鳥と同じで、飛び立てず、仕事がなく、給料も激減し、生活も苦しくなる、のは必定である。スチュワーデスは、過去でも今でも、花形の女性職業の1つだろう。そういえば、お客への対応は、これまで見たことがないような見事なもので、文字通り華やかな花が咲いているような美しさがあった。職業に貴賤はない、どの職場でも、きれいな花は咲く、それは、外見だけでなく、にじみ出る真心という贈り物を添えて対応する姿である。家内と車の中で話して、今苦難を強いられている多くのスチュワーデスの皆さんに、エールを送りたい。今は、我慢の時だ、というより、今もきれいな花を咲かせてほしい。