異分野の方と対談する

昨日は、ある企業、と言っても、シンクタンクのような企業のトップと、オンライン対談をして、それを報告書か雑誌かの巻頭に掲載する企画だった。1時間半だったので、比較的長い時間かもしれない。相手の方は、国際ジャーナリストのような方で、話の中に、国際的な感覚が混じっていて、分野も、経済、政治、貿易、文化などで、幅広い。教育とは有り難い分野で、どの分野にも通じる共通点がある。話がいろいろ広く飛んで行ったが、どう表現していいかわからないが、自由奔放、しかし相手は教養に満ちていて、飽きることがない、という印象だった。教養という知的さを隠して放談するような人で、実際にメディアでも国際関係のコメンテータをしている方らしいが、自分の専門と違うので、よく知らない。自分とは違う分野のトップと話すのは、少し気が引けるので、少し予習をしようと思って、1時間くらい前から資料を用意したのだが、対談というのは、予習など意味がないことが分かった。何が飛び出すかわからないので、資料など見る暇もなく、自分も早口の方だと思うので、話が次々に移って、それが実に面白い。ちなみにオンラインは、むしろ話しやすい。あまり気を遣わなくて済むので、自由奔放、言いたかったことを忖度せずに言える、という感じだった。ジャーナリストの方なので、もともと自由な立場かもしれないが、たまには分野の異なる人との対談も面白い。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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