教科書編集の合宿で、都内のホテルに泊まっている。準天然温泉があって、昨晩も今朝も大きな湯船に浸かってリラックスしたので、合宿というより気持ち的には保養に近い。大学にいた頃は、毎年夏合宿があって、楽しみだった。朝のラジオ体操から始まり、朝の散歩、朝食、勉強会、昼食、勉強会、夕食、スポーツ、懇親会などだったが、すべて面白かった。まるで小学生のように、6時半からのラジオ体操をし、食事では、指名された学生が挨拶をして、いただきます、の合掌をして、という昔ながらのスタイルだった。体育系のスタイルかもしれない。思いだせば、きりがないが、よく学び、よく遊び、の言葉通りで、勉強会でも、質問時間になると、質問が多く出すぎて困るので、くじ引き制度にしたり、というバトルのような白熱した勉強会で、どうしても終わらない時は、夜もやったが、夜は飲み会やゲームなどで盛り上がった。若いころの楽しい思い出は尽きないが、この大人の合宿も、いい。同じ釜の飯を食べる、というが、子どもの頃や学生時時代の郷愁があるからからかもしれないが、その時代は、その時間が生きているすべてのような感じなので、懐かしんでいるのだろうか。