昨日も平凡な一日であったが、資料作りが午前中の仕事で、8時から12時までに材料を集めて、原稿やセミナーなどの資料をまとめる作業で、自分にはこれが楽しい。作業だけでなく、気付くことがあるから、何か発見したような知的な喜びがある。資料作りでは、実践をいかに盛り込むか、実践に埋め込まれた、考え、思想、きらりと光るノウハウ、研究に裏付けされた知見、をどう引き出し、どう結びつけるか、が、自分の目指しているところだが、それが極めて難しい。実践そのものは、表面なので、作文を読んでいるような印象があるが、実はその背景に、隠されている本物の知見があって、それに気づくと、あっ、そうか、と思うことがある。小さな発見とでも呼びたいのだが、なかなかその気づきは起きない。かつてのブログでも書いたが、自分には小中学校の実践経験がないので、奥が見えない、本質に気付けない、ような気がしている。しかし、昨日は、実践記録を読んで、その中にも気付きがあることが分かった。それであれば、資料はいくらでもある。最近の研究も勉強して、実践の記録を読めば、なんとかなりそうだ、と気が付いて、嬉しくなった。うまくいくかどうか分からないが、楽しみなのだが、時間がなかなかない。今日から明日にかけて、ある教科書の編集会議の合宿で都内で宿泊の予定になっている。明日は、ブログはお休みになるかもしれない。