今日から、少し忙しい。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の生徒研究発表会の発表資料を、このお盆の時期に読まなければならないからだ。しかし、気持ちはmustではなくenjoyであり、今から楽しみでワクワクする。17日の月曜日に発表会がある。今年はオンラインだが、例年は神戸市の国際展示場で開催される。5,000名近くの高校生が会場を埋めると壮観で、知の甲子園とか科学甲子園と呼ばれる。毎年、それが楽しみで、ポスター会場で生徒に質問しながら審査をするが、トップレベルの研究は、大人の研究者並みなので、学会の論文誌に掲載されたり、受賞したり、大学に推薦入学したり、多士済々なのである。そのポスターの前での質疑応答も素晴らしく、高校生達が自由に発言する。各分野での代表を決め、その中から文部科学大臣賞などを決めるが、このレベルになると、専門外の分野であっても、その凄さが伝わってきて、毎年感動する。甲子園で優勝する瞬間と同じで、生徒たちも指導教員もすべてが全力で頑張ってきた足跡に、外野の人間であっても、触れて、その黄金のような輝きに魅了される。美しいとしか表現できない。夏はイベントが多く、楽しいことが多い。今年は、コロナ禍の関係で、お盆に子供たちが来れないので、zoomのオンライン会合で近況報告をすることになっていたが、昨日LINEで家族旅行に出かけることになったと、知らせが届いた。孫たちの嬉しそうな顔が、目に浮かぶ。家族で、大いに遊ぶとよい、美しい自然に触れるとよい、プールで泳ぐとよい、美味しい食事をするとよい、満ち足りた体験のすべてが楽しい思い出になるだろう。昨日は8月13日で、夕方に玄関で迎え火を焚いた。老夫婦2人の亡くなった両親4人とご先祖が、我が家を見失わないように、天から霊が安心して降りてこれるように、オガラを燃やした。西の空は、絵に描いたような美しい夕焼けだった。SSHの審査、子供たちの家族旅行、お盆の迎え火、すべて良い、すべて心配ない、ただ有難い。