コロナ禍の中、まだ多くの感染者数が続いている、ということは、東京は既に第2波が起きていると考えたほうが良さそうだ。なんとなく暗い雨雲が重くのしかかってくるような予感がする。現実に、いつ梅雨は空けるのだ、明るい太陽は隠れてしまったのか、まして、九州では大被害が起きているので、この先が見えない、と誰もが感じている。先のブログでも書いたが、16日木曜の会議は、自民党のEdTech議連の会合だった。集まった人々は、当然ながら国会議員、省庁、企業などの人々で、教育に関わりのあるメンバーであったが、その意見や考え方が、卓越しているのである。例えば、自治体のセキュリティーガイドラインが厳しすぎて、学校ではクラウドにつなげない、オンライン学習ができない、などの意見が出て、なんとかしようという雰囲気で盛りあがった。もちろん、これまでも厳しいという意見はあったが、なんとかするというデッドラインまで決めるような雰囲気ではなかったと思う。先のブログで、良い意味で田中角栄のようだと形容したのは、その積極性な姿勢のことである。自分の場合は、冒頭に書いたように、雨ばかりで憂鬱になる、九州も大変でこの先どうなるのか、コロナの第2波が来ているようだ、とか、材料が悪すぎて、とても元気になれそうになかったのである。政治家や省庁の役人は、日本を背負っているのだろうか、ウイルスや天候くらい何事もないような表情で、いつもの威勢のよい声を出している。感心したし敬服もしたのである。そういえば、会場も狭くきわめて密だったが、ウイルスも近寄れないのかもしれない。