オンラインの運命

オンラインが仕事や学習の手段として、日常的な手段となってきた。自分も、仕事上では手放せないようになっているが、この現象はパソコンやスマホにも似ている。パソコンが無くては仕事にならないし、スマホがないとたぶん若い人はパニックになるだろう。オンラインもいずれ同じような運命をたどるような気がする。何故だろうか。昔、村上陽一郎先生が、パソコンはドラッグである、という趣旨の講演をされた。ドラッグは薬なので体の中に入り込み、ドラッグ中毒を起こし、薬が切れると禁断症状を起こす。同じように、大人は仕事上ではパソコン依存症になっており、若い人はスマホ依存症で、スマホが無くなればパニックになってしまう、ことはドラッグと同じである。ドラッグ禁止、ドラッグ追放、ついでに禁煙運動などが起きて、タバコの煙は街から消えていった。同じように、禁パソ運動、禁スマ運動、禁オン運動を起こして、職場や家庭からパソコンやスマホやオンラインを無くそう、という運動は起こりそうもない。何故だろうか。違法ドラッグは、体を蝕むだけの有害物質であるが、一般の薬は、人の体を健康にするための有益物質だからである。全くの健康体だという人は、この世には誰もいないだろう。飲みすぎると副作用を起こすこともあるが、人は薬と共存しながら生きている。同じように、オンラインもセキュリティーなどの副作用もあるかもしれないが、共存しながら使われるだろう。どのように生かすかは人間の知恵にかかっている。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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